いい夫婦(特別版)の裏話!

林です。

皆さんは、スタニフラフスキーシステムという言葉を聞いた事ありますか?

サウナの話ではありません。お芝居の話なのですが、1940年代後半にリー・ストラスバーグがモスクワ芸術座の芝居に感銘を受け、マーロン・ブランドをフラッグシップにニューヨーク アクターズスタジオを立ち上げました。そこでのいくつものメソードを組み合わせ芝居を造りあげるシステムをスタニフラフスキーまたはスターニー システムといい、わかりやすくいうとジョン ウェイン タイプ(当時のハリウッドにはこれしかなかった)のマッチョスターに対しリアリティという分野を確立しました。映画だと「欲望という名の電車」「The Wild One」といういわゆるドンパチは一切なく日常を切り取ったような作品です。その後 後輩のジェームス ディーン。 ポール ニューマン。 アル パチーノ。 ダスティン ホフマン。ロバート デニーロ。ショーン ペン。ブルース ウィルスといったトップスターに継承されていくリアリティ芝居の本筋です。

私が 佐藤 貴史 さんと 清水 みさと さんという2人の偉大な役者にこのリアリティを感じたのは『サウナを愛でたい』のいい夫婦再現ドラマの撮影第1シーンでした。

前日、前のリされてたお二人から「言葉指導」を頼まれていたので、モニター横で見ていた私は 通しリハ(ランスルー)を終えた2人と目が合い、その後、佐藤さんの「どうだったトオルちゃん」の言葉に(すごいリアリティのある芝居)と思いつつ「言葉」だった と思い直し「完璧でした。 素晴らしい」といってました。(本当は二人の芝居に感動してました)

このリアリティが最もわかりやすいのは二人のお見合いシーンです。仲人役の二人がいわゆる新劇芝居(普通にいい芝居です)に対し佐藤さんと清水さんは完全なリアリティの芝居を展開します。どちらが良いとか悪いじゃなくとても面白いシーンだと思いました。


この日の最後の撮影は「寝室での二人のやり取り」でした。このシーンのリハに入るや清水さんが(あくび)の連発。私はこの時、スターニーのメソード『電球の下で炎天下の汗』を思い出しました。つまり彼女はリハ前から(シーンに入ってる)という事なのです。それに対し佐藤さんはリハ中に前日 私が言った「インフィニティ(チェア)ギャグ」で役者の先輩としての余裕をみせる。

 二人の素晴らしい役者さんが演じる大垣サウナ、いい夫婦の物語をこういう目線でみていただくのも一献かと思います。


そして、監督 撮影班 スタイリスト メイクさんその他、全スタッフの渾身の一本(映画クオリティ)になっております。是非、ご覧下さい。 


 んンッ・・・ オレってサウナの支配人だったよナァ!!!


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